トリハロメタン-発ガン性物質で流産の可能性も!危険な除去方法!
トリハロメタンは、浄水場で塩素殺菌を行う際に発生する発ガン性物質です。
水源が汚染されている場合、多くの塩素を投入するので、それだけ多くのトリハロメタンが発生する可能性が多くなります。
しかし、現状では、塩素による消毒が欠かせず、水質の悪化がエスカレートする一方なので、トリハロメタンを抑える方法は、水を使用する側で対策をしなくてはいけません。
発ガン性や流産の危険まで!
トリハロメタンは、発ガン性物質です。
カラダに入るだけで、中枢神経や腎臓、肝臓といった器官にも、重大なダメージを与えることが分かってきました。
トリハロメタン類の摂取は、アトピー性皮膚炎の悪化、喘息の悪化、集中力の低下、疲労感、イライラなど特定できない症状があらわれます。
最近では、トリハロメタンの含まれる水道水を毎日飲んでいると、流産率が15%もアップすることがわかりました。
トリハロメタンを防ぐ方法
トリハロメタンを防ぐには、今のところ個人対策をする以外の方法はありません。
トリハロメタンを取り除く方法は3つ。「オゾン消毒」「煮沸消毒」「浄水器の使用」です。
まず、オゾン殺菌は、個人宅で行うのは難しいです。
次に煮沸消毒は、沸騰した状態で15~20分続けることでトリハロメタンは、なくなります。
最後に、トリハロメタン除去可能な浄水器を取り付け、除去することです。
沸騰が危険!トリハロメタン除去の誤解!
「沸騰をさせれば、大丈夫」 が一番危険なのです。
トリハロメタンは、沸騰状態で一番発生がしやすい状態となり、普段の2~3倍の量となります。
15~20分の沸騰を続けて、やっと取り除くことができるので、沸騰してすぐに火を止めるのは、無意味であると同時に「危険」でもあるわけです。